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ゲストービューティーコンポーザー

菅原麗子さん

今回、2週にわたってお送りするゲストは、菅原麗子さんです。菅原麗子さんの著書『恋も幸せも手に入れる美人脳の作り方』(万来社)を中心にお話を伺いました。

『菅原明子との関係』

菅原明子:
菅原麗子さん、、名字が"菅原"と私と同じ名字ですが、菅原麗子さんは、誰と関係があるんですか?
菅原麗子:
それはズバリ、菅原明子、あなたが母です(笑)
明子:
あなたは娘ですね(笑)今いくつでしたっけ?
麗子:
27歳です。
明子:
27歳で本を書くっていうのは年齢的にはすごく若いですよね。この本は一年がかりで書いたんでしたっけ?
麗子:
書きはじめたのが1年と3ヶ月前くらいなので、そのくらいですね。

『美人脳、キラキラ物質とは』

明子:
大脳科学は難しいけど、(大脳から出てくるいろんな物質を今回はキラキラ物質と読んでいるわけですよね。)これらの科学的メカニズムを普通の人たちも上手に利用すると美人になれちゃったり、自信がついたり、健康になったり、人生の様々なプラス要素になるよということなんですね。
麗子:
脳内物質、メラトニン、セロトニン、ドーパミン、エンドルフィン、ノルアドレナリン、そういったものをキラキラ物質といってます。脳に対して敷居が高いと感じる方でも読みやすく、普段の生活にワンスパイス、すぐに実践できる、脳科学の研究データに基づいてやり方とこういったことによってキラキラ物質が出るんだよ。ということを書いています。

『実体験に基づくHow-to本として』

麗子:
私自身もサンフランシスコに留学した時に、住んだ寮にひきこもってしまったんです。地下で部屋も悪かったこともあるんですけど。誰の電話にも出ず、ひたすらジャンクフードを食べて、学校にも行けなくなってしまって、終いには出席日数も足りなくなってしまって、帰国することになってしまったんですね。帰国してからもずっと気持ちが重くて。プチ鬱のような状態でしたね。
明子:
それがきっかけでたくさんの本を読み始めたと。
麗子:
そうですね。もともと心理学が好きで、心理学を読んでいくうちに、心なのか、脳なのかという話になってきて、自己啓発の本を読んだり、脳の本を読んでいくうちに、だんだん脳の先生が言っていることになるほどなるほどって。リンクしだして。
明子:
そういうつまずきがあった中で自分の体調の悪さの原因を自分自身で手探りで見つけていったわけですね。
麗子:
そうですね。サンフランシスコから帰国してから、いろんな本を読んで実践していって、豆腐食べたり、日光浴して、音楽聞いて、フラットな状態に戻って、サンディエゴに行ったんです。サンディエゴは気候もすごくよかったこともあって、友達もいっぱいできて、プチ鬱という状態が改善されました。自分でもわかるんですけど、脳の回転、集中力が変わってくるんですね。本来の状態に戻るんです。脳をいい状態に持って行く方法とかを実践しているので、今まで以上に笑顔が出たり、おなかの底から笑ったり、そこから笑うことによってまた活性化されたり...。
麗子:
誰でもキラキラなダイヤモンドの原石を持っていて、それが時により、環境だったり昼夜逆転生活だったり、人間関係だったりいくつかの要因が積み重なってって閉ざされて自分自身で気づけなくなる。自分もそうだったし、友達にも多かったので、そういう状態を改善するHow-toが詰まっています。

『目力(めぢから)』

明子:
目力という言葉がこの本の中にたくさん出てきましたが、目力をつけるということはその人自身のうったえるもの。自信だとか健康度だとか、その人自身の持っている意思の強さとかあたたかさとか知性も出れば、やさしさも出れば、健康度も出れば、いろんなものが目の中からあふれ出てくるでしょ。その目力をベストに保つ秘訣にはどういうものがあるんでしょうか。
麗子:
平たく言うと、自信を持つ、自分を信じる。自分のやっていること、自分に投資していること、自分が楽しいと思うことを信じて突き進むこと。自分のセンスを誰に何を言われようがを信じて、人に変わっていると言われようが信じること。

もう一つは、欲望、願望を持つ。目先のことでもいいです。2kgやせたい。あのレストランに行きたいから何万円ためるぞ、アルバイトがんばるぞ、とか、あの国へ行きたい、語学学校行ってみよう。みたいな、そういうところからもっと大きなプロジェクトへ...。願望をとにかく持つ。

一度、目標や自信を持つと、快楽系サーキットが起き出して、集中力が上がり、壁があっても乗り越え、また壁があっても乗り越え、また次のステップに行こうとするので、そういった人の目は、キラキラしていて目力が強くなる。目標を達成することによってエンドルフィンが出てきますので、どんどん目がキラキラしてくるんです。
麗子:
プレゼンされている時もプレゼンしている人の目に力がないと、「この企画自体がつぶれるんじゃないかな・・・」と不安に思ってしまいますが、自分の企画に自信があって、夢と目標があって、「実現する!」って思ってる人の目つきは全然違います。

『イケメン脳』『ジェントルマン脳』『ダンディ脳』

明子:
全般的に見ると、若い女の人のためだけの本ではなくて、生活の実践部分を科学的な背景を含めて実践すると、年をとっている人も魅力的になれるし、男の人も魅力的になれるってことですね。
麗子:
そうですね。とりあえず、女性向けに『美人脳』としていますが、男性が読む場合は『イケメン脳』とか『ジェントルマン脳』とか、『ダンディ脳』とかに読み変えていただければ、性別とか年齢関係なく読んでいただけると思います。