トップ > 収録日記

 今回、ご紹介する本は『電力改革 緊急出版!3・11以後のエネルギー政策』。著者の一橋大学教授、橘川武郎さんがゲストです。"緊急出版"とタイトルに書かれているすごくインパクトのある本です。

 橘川先生は理科系の学者ではなく、経営歴史学が専門で、研究分野として日本におけるエネルギー産業、主に電力、石油などの研究に関する歴史家です。

 日本で最初に電力会社ができたのが明治16年。今年で130年になるそうですが、橘川先生は、歴史の大きな転換点や、ターニングポイントを分析しながら、今後、どのような方向性を持っていくだろうかということを研究されてきました。

 

 

 

 

■「リアルでポジティブな原発のたたみ方」

 「『リアルでポジティブな原発のたたみ方』とかっこよく書いていますが、非常に単純だと思っています。原子力発電所は、発電部分は危険なんですが、送電設備と変電所は立派なわけです。時間はかかりますけども、発電所を液化天然ガス、LNGの火力だとか、石炭の最新鋭の発電に置き換えていけば地元の経済も生きてくると思うんです。」(橘川)

 

 

日本の電力会社の変遷、世界の原子力発電に対する意識など、たくさんの話を聞くことができました。11月の放送をお楽しみに!

 

《放送予定日:2012年11月14日,11月21日》